子どもに考える時間を与える

子どもに頼まれてもすぐに手伝わない。すぐに手伝うことは誰でもできますが、頼まれたことを何でもすぐにやってしまうのは本当のやさしさではありません。子どもが自分自身で考えて、答えを見つけられるように親も考えることが必要です。子どもが自分自身で悩み、答えを探す時間をもちましょう。


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手伝ってといわれても子どもに考える時間を与える

教えないというやさしさ

子どもと遊んでいるときに、親ができても子どもができないことがあるのは当然ですよね。そんなときにあなたはどうしていますか?かわいい子どもが困っているのだから助けてあげなきゃって思いますか?子どもが「パパやってぇ」とか「ママつくってぇ」というように甘えてきたときに、すぐに手伝ってあげるのは「本当のやさしさ」でしょうか。子どもに甘えられたらすぐに応えるということをずっとやっていたら、子どもはいつまでもあなたを頼ることでしょう。

子どもに考えさせる

子どもに手伝いをせがまれたら、子どもが本当にできないことなのかを考えましょう。お手伝いの内容が、力の必要な頼みごとなどなら聞いてあげていいと思いますが、やり方さえわかれば子どもでもできることならば、すぐに手伝うことはやめた方が良いです。まず、子どもが何をしたいのかを知り、それには何が必要かをアドバイスしてあげるのです。一回のアドバイスでも駄目なら、違う言い方でアドバイスをしてみてください。

どのようにアドバイスをしても駄目なら、子どもが「自分でできた」と思うようにさりげなく手伝ってあげます。子どもが気づかないように手伝うことで、子どもは自分自身の力で目的を達成できたという喜びを味わえるのです。そして、アドバイスやさりげないお手伝いをしたときでも、子どもが目的を達成したときにはちゃんと褒めてあげましょう。子どもは目的を達成できた喜びと、褒められる嬉しさの両方を味わえますから。

自分で考えるクセ

大人にもいますよね。教えて君・・・。自分で調べる前になんでも人に聞くタイプの人種です。我が子には「教えて君」になって欲しくはありません。また、なにかをするときにすぐに諦める人間にもなってほしくありません。いるでしょ、何か頼むと考えることも行動することもせずに「無理」という人。

ですから、子どものうちから自分で考えることと、考えればできるということを学んで欲しいのです。そのためには、子どもの最初の教育の場である家庭で、「考える時間」と「自分でできる」ということを、子どもに教えることが大切だと考えています。


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