子どもの記憶

子どもの記憶は、「思い出す(記憶を使う)機会が増えればいつまでも新鮮なまま留めておくことができる」のではないかと考えています。家族で出かけたときのことや、楽しかったことは、いつまでも思い出として頭の中に記憶していて欲しいなと思います。


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子どもはどれだけ記憶していられるのか

過去の記憶

子どものときの記憶は、「どれくらい前のことまで」、そして「どれくらいの期間」覚えているのでしょうかね。私は、保育園の記憶はありますが、それより前のことは覚えておりません。

同じような毎日の記憶は薄れ、生涯で一回しか行ったことが無い場所のように「特別な一日の記憶」はしっかり残っているのでしょうかね。年に一度の運動会なども、ある意味特別かもしれないですが、私の記憶にはいくつもの運動会があって、どの運動会で何があったのかがわかりません。記憶が薄れているのですよね。

子どもの記憶

子どものためにいろいろな場所に行ったとしても、同じ場所に何回も行ったら、先ほどお話した運動会みたいに、いつ何をしたのかという記憶は薄れてしまう気がします。でも、子どもには、いつまでも思い出として頭の中に記憶していて欲しいなと思います。

私は、「記憶は何度も思い出すことでずっと覚えていられるのではないか」と考えています。そう思うようになったのは、私が仕事で社内異動をしてからです。この異動により仕事内容が変わり、「しなくなった仕事」と「し続ける仕事」がありました。このうち「し続ける仕事」については、何をすべきか忘れることはありませんでしたが、「しなくなった仕事」については記憶があいまいになってしまいました。

そういった理由からも、子どもの記憶だって、同じように「思い出す(記憶を使う)機会が増えればいつまでも新鮮なまま留めておくことができる」のではないかと考えています。ですから、我が家では、過去の撮影した写真やビデオをかなり頻繁に見ています。

子どもが成長して、写真もビデオも「見たくない」ようになれば仕方がないのですが、それでもその時点までに思い出す(記憶を使う)機会が増えることに変わりはないため、何もしないでいるよりは記憶が薄れにくいはずだと信じています。


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