子どもの成長の早い遅い

子どもの成長において、家庭に兄や姉がいるかどうかで大きな差が出ます。兄や姉がいるかどうかというのは、一緒に遊ぶ人や時間が増えるということ。兄や姉がいなければ、その分親であり家族が一緒に遊び、おしゃべりをしてあげれば良いと思います。子どもが小さいときは特に差を感じやすいのです。


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成長の早い遅いを気にしすぎない

成長の個人差

子どもの成長には、個人差があります。生まれたときから体重も身長も違いますし、言葉をしゃべるようになる時期にも差があります。子ども自体の成長の度合いが、通常よりも遅れているとか、早いとか言うのは「一般的なデータと比べた場合に」ですよね。テストの点や平均年齢についても同じですが、あくまで平均であり誰もが均一であるはずはないのです。親としては、当然わが子の成長の度合いが他の子よりも遅れていると感じれば不安も生じるでしょう。

保育園や幼稚園で発覚する差

子どもが成長して保育園や幼稚園に行くようになると、親御さんが他の子どもたちに接する機会が増えます。そのときに、「他の子」が「自分の子ども」よりもしゃべるのが上手であったら焦ってしまうと言う気持ちもわかります。

でも、よく考えてください。保育園や幼稚園にいる子どもたちは、自分の子どもよりも先に生まれているかも知れませんよ。同じクラスにも4月生まれから翌年3月生まれまでの子ども達がいるわけですから、差はあって当然だと思います。逆に、自分の子どもよりも生まれが遅い子でも家庭環境によって、おしゃべりが上手だったり、絵が上手だったりすることもあります。

兄と姉の有無

子どもの成長において、家庭に兄や姉がいるかどうかで大きな差が出ます。兄や姉は当然下の子(弟・妹)よりも、おしゃべりや遊びが上手にできます。その兄や姉の「会話の仕方」や「遊び方」を見て弟や妹も言葉や遊びを覚えるのです。

私には二人の子どもがいます。長男が生まれ、子どもが一人だけしかいないときには、他の同級生の子どもよりも言葉が遅い気もしていました。が、おしゃべり上手な同級生の子どもには兄がいたのです。その後次男が生まれ、次男が成長するにつれて思ったことですが、「長男の成長」と「次男の成長」を比べると、言葉を覚えるのも遊びに関しても次男の方が長男のそれよりもあきらかに早かったのです。

子どもにとって、兄や姉がいるかどうかというのは、一緒に遊ぶ人や時間が増えるということ。兄や姉がいなければ、その分、親であり家族が一緒に遊び、おしゃべりをしてあげれば良いと思います。

それでも、言葉の遅れが気になる場合は、一度病院などで詳しく調べてもらうのもよいと思います。


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