食べ物の好き嫌いは人それぞれ。だから、家族が多ければ多いほど、食卓に並ぶ料理も偏りがあるようになってしまいます。食べ物、特に野菜に対する子どもの好き嫌いを無くす、または減らす為には子どもが小さいうちから、食べるのが当たり前の環境を作ることが良いと考えています。
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ほとんどの人は、食べ物について好き嫌いがあるのではないでしょうか。自分自身も嫌いな食べ物ってあります。例えば、ニンジン、セロリ、グリンピース…など、あまり好きではないものも含めるともっと多くなってしまいます。
自分は先ほど書いたとおり、一部の野菜が特に苦手です。他にも家族の中でそれぞれ好き嫌いがあり、妻は生魚、母親は肉、父は豆腐が苦手です。祖母は苦手なものは無いそうです(スゴイ!)。家族が多く揃えば、その分嫌いな食材が増えてしまいます。でも、全員の好き嫌いを意識していたら料理の幅はすごく狭まってしまいますよね。なので、妻にはあまり好き嫌いを意識しないように料理をお願いしています。(自分が料理しないので何も言えないというのもあります)だから、ニンジンを使った料理はもちろん、豆腐、生魚、肉も食卓に並ぶことはあります。
家には3人の子ども(全員男)がいます。食卓には自分の苦手なニンジンを使った料理なども並ぶわけですが、子ども達に「好き嫌いをしない」と教える以上、自分が好き嫌いをするわけにもいきません。なので、特に子ども達が小さいときから、自分が何でも食べるように、そして、子どもにも何でも与えるように気をつけていました。これは、親や他の家族に合わせた料理ばかり作っていると他のものを食べる機会が減り、結果、食わず嫌いになってしまうと考えたからです。
誰でも、子どもの頃から普通に食べているものは、大人になっても抵抗無く食べることが出来るものですよね。極端な例で言えば、日本でも他国でも虫を食べる地域がありますが、子どもの頃から「食べるのが当たり前」の環境で育っていれば、大人になっても特に抵抗無く食べることが出来るでしょう。
食事の際に家族全員が少しずつ意識することで子ども達の好き嫌いを減らすことができれば、幼稚園や小学校などの給食も問題なく食べることが出来、より栄養バランスのとれた食生活を送ることができるでしょう。
また、家族全体で見て好き嫌いが少ない環境ができれば、料理を作る側も気持ちが楽になるし、誰かが食べられないからという理由で何種類もの食材を用意する必要もなくなります。これにより、余分な献立を考えたり、たくさんの種類の料理をする時間を節約できます。また、多くの食材を無駄に買わずに済むので家計の節約にもなります。さらに、食べ残した料理も次の食事で家族全員が食べることが出来るので、最終的に生ゴミまで減らすことが出来るのです。好き嫌いを全くのゼロにするのが理想ですが、まずは苦手なものを減らすことからはじめましょう。特に子どもが小さいうちから食べさせれば効果は大きいと思います。
好き嫌いはあっても食物アレルギーが無いのであれば、頑張って食べましょう!好き嫌いを減らすのに、まずは料理の工夫でカバーというのもいいですよ。ニンジン単体では無理と言う場合には、こま切れにしてハンバーグに混ぜる。次の段階で小さめにカットしたニンジンをスープに入れるなど…
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